『丁場紀行』ブラジル丁場紀行 2024年5月出張編 No.13-4

■5月9日(木):
今日は天候不良やアクシデントのための予備日でしたが、神様と石の女神と皆様のお陰で順調に検査は終了したので、ヴィトリアに移動するだけになりました。約300kmの道中も順調でトラブルなかったので、道中で昼食して15時にヴィトリアに到着しました。
折角なので、ヴィトリア〔ミナスジェライス州、リオデジャネイロ州、バイーア州の3州に接するエスプリトサント州の州都ヴィトリアは、リオの北東、約500kmに位置し、リトル・リオとも称される。人口約35万人の風光明媚で美しい港町です。〕の対岸のヴィラ・ヴェーリャに建つペーニャ修道院(約500年前に建造)を視察することになりました。
見に行って感動です。修道院の中にはポルトガルから持ってきた大理石(リオーシュ系)が使用されていました。経年状態からみると建造当時の物と思います。という事は約500年前のリオーシュ系です。加工技術も素晴らしく、当時の職人技に感動しました。因みにポルトガル リスボンの歴史的建造物にリオーシュ系は多く使用されています。

◆ランチは、6日夕食と同じレストランのため、写真は省きます。あしからず・・・・
『丁場紀行』ブラジル丁場紀行 2024年5月出張編 No.13-4 ◆夕食は、ヴィトリアで有名なシュラスコレストランに繰り出しました。入口はさほど大きく感じませんでしたが、内部は肉エリアとシーフードエリアに分かれて300人ほどは入れそうな巨大な店でした。
我々は肉エリアに陣取り、注文はKさんにお任せです。もちろん、注文は肉三昧、野菜、ポテト、ライスでした。
ブラジル最後の夜を地元ビールで乾杯です。食べるのが忙しく、残念ながら、肝心の料理写真を写すのを忘れていました。
『丁場紀行』ブラジル丁場紀行 2024年5月出張編 No.13-4 ■5月10日(金):
今日は、ヴィトリア14:30➡サンパウロ16:05、サンパウロ18:15➡フランクフルト翌日10:50に移動です。
朝食後、10時頃にフロント集合で、議事録読み合わせし、11時時にチェックアウト。その後に少し早いですが昼食し、ヴィトリア空港に移動しました。
 
◆昼食は、ヴィトリアで1番人気のバイキングレストランに案内されました。
№13-2の写真で少し書きましたが、ブラジルのランチレストランの殆どがバイキング方式になっているそうです。
料理毎の価格は提示はなく、全てが量り売りで肉類、シーフード類、野菜類、パスタ類、米類、デザート等が全て均一価格です。
よって、大皿に好きなものを取って、最後は重量計に置いたら、価格表示のレシートが出てきます。
2018年のブラジル出張ではありませんでしたが・・・・・・まあ、好きなものを好きなだけ食べられるので良いシステムと思います。さすが、ヴィトリアで一番人気であるだけに、豊富な品揃えに一同驚きでした。でも私は毎度の様に超シンプルセレクトです。
『丁場紀行』ブラジル丁場紀行 2024年5月出張編 No.13-4 ◆昼食後にヴィトリア空港に向かって、サンパウロに移動です。
サンパウロには定刻で到着。お施主2名はロンドン経由で帰国なので、ここでお別れです。お疲れ様でした。ありがとうございました。
『丁場紀行』ブラジル丁場紀行 2024年5月出張編 No.13-4 ■5月11日(土)、5月12日(日):
フランクフルトの案内は、№13-1のスケジュール表に記載しましたが、時間切れ、気力切れのため誠に勝手ながら持越しとし、次回の『ブラジル丁場紀行 後半』で案内致します。

今回の丁場紀行は、石、丁場、検査風景、景色、食事など盛沢山の写真で案内しましたが、ブラジルを満喫して頂けましたでしょうか?この辺で『ブラジル丁場紀行 2024年5月出張編』を終了します。次回はフランクフルト案内と『ブラジル丁場紀行 後半』を案内します。


★おまけ。『プチ 中国丁場紀行』
◆現在の中国ビザ事情
丁場紀行No.10『ギリシャ丁場紀行 2023年5月出張編』で紹介しましたが、約1年で中国ビザ発給も大きく変わりました。
1年前はシングルビザ(有効期間3カ月の間に1回だけの入国可能)、ダブルビザ(有効期間3or6ヶ月の間に2回入国可能)だけでしたが、その後、半年マルチビザ(有効期間6ヶ月の間に何回でも入国可能)と1年マルチビザ(有効期間1年の間に何回でも入国可能)が発給され、今年5月7日から5年マルチビザ発給が開始されています。
詳しくは、日本国籍者が1年マルチビザ(数次ビザ)を申請するとパスポート残存やその他条件を考慮した上で、中国大使館領事の判断で、1~5年のマルチビザが不規則に発給されるようになりました。
ただし、これは1年マルチビザ申請だけが対象で、半年マルチビザ申請については、従来と同じ半年マルチビザが発給です。
パスポート更新したので残っていたビザは無効になり、新たに1年マルチビザを申請しました。私の場合は前のパスポートで中国の警戒渡航先のイランやトルコに行っているので、5年マルチビザは発給されないと思っていましたが、運が良かったのか数多く中国に行っていた実績を考慮してくれたのか、5年マルチビザが発給されました
『丁場紀行』ブラジル丁場紀行 2024年5月出張編 No.13-4 これで5年間はビザ申請をしなくても中国出張が可能になりました。
早速、新パスポートで7月8~13日に中国出張しましたが、無事に入国出来て、無事に帰国しています。

◆2024年8月5~9日で中国 山東省、湖南省、広西省の丁場視察に行ってきました。コロナ明けで15回ほど海外出張に行きました。
中国丁場視察としては約4年半ぶりです。今回の丁場視察で驚いた事を簡単に案内します。

❶3丁場を視察しましたが、以前に比べ大きく変わった事がありました。それは、安全対策、環境対策、丁場への道路整備です。
作業者は勿論の事、来客者もヘルメット着用、また安全策の設置、端材利用の砕石プラントの併設です。
また、監視カメラが至る所に設置され、事務所だけでなく、政府監視機関からも見れるように設定されているそうです。

❷中国各空港から国際線、国内線で出発する際にはライターが没収されます。以前から膨大な没収ライターをどうしているのかと思っていましたが、湖南省長沙(チョウサ)空港の到着時から出た直ぐの喫煙場には、中古ライターを無料で配布するボックスがあり、スマホでQRコードを読み取り操作すると中古ライターが出てくる仕組みです。流石中国、中古ライターもリサイクルです。

❸湖南省長沙、広西省桂林では、新幹線移動のため駅近のホテルに宿泊しました。だだし、そのホテルは30階程度で27~28階位の2フロアーだけがホテルの客室に改造していて食堂までは確保していません。朝食はエレベーター前に下駄箱みたいなボックスが置かれていて、ルームナンバーを押したら鍵が開いて朝食弁当を取り出し、部屋内で食べるシステムでした。なんと味気ない事か。

❹2024年5月から湖北省武漢市で約1,000台の無人タクシーの運用が試験的に始まりました。政府は全国的に広げようとしていますが、タクシー運転手からは仕事がなくなり失業すると反対を訴える声が全国的に広がっているそうです。
*無人化は人手不足を補うものと思いますが、人手が多い中国で無人タクシーが必要あるのかどうか??と考えてしまう私です。
『丁場紀行』ブラジル丁場紀行 2024年5月出張編 No.13-4 ❺何処で何に食あたりしたのか?飲料にあたったのか?分かりませんが、滞在4日目(8月7日夜中)から帰国後4日間の計7日間の長期に渡って強烈な下痢に悩まされました。腹痛はさほどではなかったのですが、常時気合を入れていなければ噴射しそうな状態でした。その状態で丁場に行くのは苦しい戦いでしたが、周りに心配させないように孤独に戦って切り抜けました。
20日に上京した時に分かったのですが、一緒に連れて行った調達部員も、私と同時期に下痢になり、帰国後も治まらず計7日間の下痢が続いていた事を知りました。現地ではお互いの見栄で公表せす、各自単独で下痢と戦っていたことになります。やはり出張時には体調不良になれば共有しなければならないと反省しております。
全ての料理写真はありませんが、この写真の料理のどれかが原因と思われます。旬なのか殆どの料理に青、赤の唐辛子が入っています。注文時に出来るだけ最小限の辛さでと依頼してもらいましたが、『料理の味が変わる辛さ減はダメ。』とのつれない返事。やはり出てきた料理は、私には辛過ぎるものばかりでした。たぶん、この唐辛子攻撃に撃沈したのでしょう。

◆8月7日 昼食 : 湖南省 岳陽市近郊の丁場主御用達の地元レストラン
『丁場紀行』ブラジル丁場紀行 2024年5月出張編 No.13-4
◆8月7日 夕食 : 湖南省 長沙中心地 ザリガニ料理で有名は人気レストラン
『丁場紀行』ブラジル丁場紀行 2024年5月出張編 No.13-4 長々とありがとうございました。

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