『丁場紀行』海外輸入の始まり No.1-2

その後、ほぼ100年間、「出来る限り丁場(採掘場)を視察した上で取扱える銘柄かを判断する。」をポリシーに丁場廻りを続けている。

現在は諸先輩の跡を継ぎ、私が丁場に行って調査、検品しているが、私だけでも丁場を訪れた地域は北米、南米、アジア、中東、欧州、アフリカであり、訪れた国は数えてみたら30か国、訪れた丁場においても思い出しながら数えたら270~280丁場であったので今更ながら自分でも驚いた。


私が初めて訪問した丁場は、30~40年前に一世を風靡したポルトガル産のシェニートモンチークです。
当時の写真を見つけました。若々しく凛々しい青年だったのが30数年の年月で、丁場の採掘方法が変化したのと同じように、私もおじいさん(昨年 孫が出来たので正真正銘のリアル爺さん)になってしまいました。変貌した私を見て笑って下さい。

『丁場紀行』海外輸入の始まり No.1-2折角なので、本で見つけた古い丁場の写真を紹介しておきます。モノクロが時代の古さを物語っています。

『丁場紀行』海外輸入の始まり No.1-2

今回はこの辺りで終了です。
次回は、『丁場の形状』、『採掘方法の変化』を紹介したく思います。
以上 ありがとうございました。

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